秒で作れる家ごはん「アマノフーズ」のフリーズドライ実食レポ

在宅勤務で増えた「自炊ランチ」。短時間で作れる美味しい食事を求めて、丼ものを中心にフリーズドライを実食してみました。 

*2020年9月12日「チキンカツカレー(限定品)」を追記

今週のお題「ごはんのお供」に参加

 今回、様々なフリーズドライを試すにあたり向かったのがこちら。東京駅地下道直結の商業施設KITTEにある「アマノ フリーズドライステーション」です。

まずは圧巻の品ぞろえをご覧ください。


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テンションあがるーーーー♡

約100種類のフリーズドライ食品が揃い、ここでしか買えない限定品もあります。東京駅丸の内南口改札から直ぐなので、山帰りに立ち寄るのもオススメ。

丼系は「ご飯にかける部分」がフリーズドライになっています。一つ280円~380円位、別途用意する白米が一杯30~50円だとして300円~400円位が一食分。節約とまでは言えませんが、まずまずの価格で美味しいご飯が食べられます。

 

なにより秒で作れる!この価値はプライスレス…!

 

早速、このアンテナショップで購入したフリーズドライを実食レポしていきます。

 

キンキンに冷やして食べたい「冷や汁」

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▲よく見たら通販専用って書いてある

山形や宮崎の郷土料理である「冷汁」は、夏でもサラサラと食べられる大好きなメニュー。でも、本格的に作ると結構大変です。まずは基本的な「冷汁」の作り方をご確認ください。

 

  1. アジの干物を焼き骨・頭・皮を取り、身をほぐす。

 

はい、ギブ!こんなの昼休憩にやっていられません…。

ギブですが、レシピの続きを確認しましょう。

 

  1. アジと格闘する。
  2. 豆腐を水切りする。
  3. すり鉢にアジ、ゴマ、味噌を入れて良くすり合わせる。
  4. すり鉢に水とだしの素を少しずつ加え溶きのばす。
  5. 青じそを千切り、ミョウガを薄切り、きゅうりを小口切りにし加える。
  6. 豆腐を手で崩しながら加え、冷蔵庫で良く冷やす。
  7. ご飯にかける。

・・・・好きですよ、冷汁。でも今はランチの話です。「ていねいな暮らし中」と家の表札に掲げ、昼休憩は2時間とり、猫がアジを盗んでも可愛いから許す、余裕ある人でなければ厳しいでしょう。

3つ目だけは私もできるかも。

 

さて、本題。アマノフーズ「冷や汁」のレシピです。

 

  1. フリーズドライを水で溶く。
  2. ご飯にかける。

以上です!お湯を沸かす必要すらありません。それでこの出来上がりです。

どや!ちゃんと冷汁! 

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▲具がしっかり入ってダシも効いています。

キンキンに冷たい方が美味しいので、ご飯を冷まし、冷水を用意するとグンとレベルアップします。

夏の間、何度もリピートしたいですね。

30秒で本格派「麻婆なす丼」


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アマノフーズの中でも、最高レベルのクオリティでは無いでしょうか。この「麻婆なす」は味がしっかり、ナスも大きくて、満足度が高い一品。実は大好きで何度も食べています。

まずは一般的な「麻婆なす」の作り方を確認してみましょう。

 

  1. なすは皮をむき縦に切る。片栗粉をまぶし180度の油で約1分揚げる。

 

無理ゲーだ…。
昼休憩に揚げ物は「魔界村」ばりに無理ですが、レシピの続きを見てみましょう。

 

 

  1. なすと格闘する。
  2. フライパンでひき肉を炒める。酒、味噌、みりん、醤油を加え全体になじんだら一旦取り出す。
  3. 空いたフライパンに油、豆板醤、おろしにんにく、おろししょうがを入れて炒める。スープの素、水、砂糖、酒、醤油を加えひと煮立ちさせる。
  4. なすを戻し酢を加える、水溶き片栗粉を入れ、とろみがついたら火を止める。

 

はい!わかりました。

一方、アマノフーズ「まろやか麻婆なす丼」。

 

 

  1. フリーズドライをお湯で溶く。
  2. ご飯にかける。

 

早すぎて、時空が歪んだかと思った。そして出来上がりがこれ。

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美味しいんですよ、コレが・・・。

甜麺醤(テンメンジャン)と豆板醤(トウバンジャン)を使用、しっかりした味がご飯によく合います。

「小さめどんぶり」シリーズはお茶碗サイズで軽い昼食にピッタリですね。

これが本当の秒飯「にゅうめん すまし柚子」

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麺類のフリーズドライは、ご飯を用意する手間すら省く、本当に秒でご飯が食べられる“秒めし”です。アマノフーズの同商品の原材料から、普通に作った場合のレシピを考えると多分こんな感じ。

 

  1. お湯を沸かし、そうめんを茹でる。
  2. ほうれん草、しいたけは適宜切り、卵を溶く。
  3. 別鍋でお湯をわかし野菜を入れひと煮立ち。
  4. ダシ(昆布・かつお)、みりん、しょうゆ、柚子の皮を加える。
  5. 湯切りしたそうめんを、ダシの鍋に加える。
  6. 卵を溶き入れる。

具の下準備もさることながら、調理器具が多い!鍋2つ、湯切り籠、包丁、まな板、食器。卵を食事でつかう器で溶いたとしても、最低6つは登場します。これは洗い物が大変。

一方アマノフーズ「にゅうめん すまし柚子」。

 

  1. お湯をフリーズドライにかける

記憶に無いくらい、あっという間に出来上がりました。

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麺はツルツルのど越しが良く、お出汁も上品で美味しい!お味噌汁の器一杯分で、軽いランチにはちょうどいいですね。簡単すぎて昼休憩の時間余っちゃいました。

多幸感がすごい「牛とじ丼」

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フワトロの卵って、それだけで幸せな気分になりますよね。特にお米と合わせた日には「日本人でよかった~」と出生まで遡って感謝する程の多幸感に包まれます。そこに加えて“牛肉”まで入っているのがこの「牛とじ丼」。幸せすぎて怖い…。早速ですが、原材料から想像する本来のレシピはこちらです。

 

  1. 牛肉、ねぎ、しいたけ、たまねぎをひとくち大に切る。
  2. 鍋に油をしき野菜を入れ、しんなりすりまで炒める。
  3. 肉、みりん、砂糖、醤油を加え炒める。
  4. 肉に火が通ったら水とだしの素を加えて煮込む。
  5. 溶き卵を加え、ひと煮立ちしたら火を止めご飯にかける。

 幸せって簡単には手に入らないんだな、って思いますね。でもアマノフーズ「牛とじ丼」ならこうです。

 

  1. フリーズドライをお湯で溶く。
  2. ご飯にかける。

童話でチルチルとミチルが探した「幸せの青い鳥」は家の中に居たわけですが、序盤でそれに気が付いてしまった位、早い。で、これが出来上がり。

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ふんわり卵にダシがしみ込んだ牛肉、ネギがいいアクセントになっています。最の高!

ゴロっと野菜が嬉しい「畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー」

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「カレーは飲み物」と言う人に「いやいや(笑)」と突っ込む人は多そうですよね。では「カレーは煮込む物」と言われたら?「煮込んだカレーは美味しいよね、でも60秒で出来るカレーもあるよ!」と気負いなく言える人が増えたら、それは忙しい現代人にとって優しい世界なのではないでしょうか。
ということで、同商品の原材料から想像した、本来のレシピはこちら。(毎度ですが、あくまで想像です)

 

  1. 鶏肉、ヤングコーン、茄子、タマネギ、ブロッコリー、赤ピーマンを一口大にカット。
  2. トマト、リンゴをスムージー状にする。
  3. 生姜、ニンニクをペースト状にする。
  4. 鍋に多めの油を入れ茄子を揚げ、取り出す。
  5. 残った油で鶏肉とカット野菜を炒め、火が通ったら茄子、スムージー、ペーストを加える。
  6. 水とココナッツミルクを加え、煮込む。
  7. カレー粉、17種類のスパイスを加え、さらに煮込む。

カレーは具やルーの組み合わせが無限にあり、ハマれば楽しい事この上ない料理です。でも一時間のランチで作るのは・・・!あと今サラッと「17種のスパイス」とか言ったよね?無理。圧倒的無理。

でもね。急にカレーが食べたくなる時ってあるじゃないですか・・・。そんな時はフリーズドライ「畑のカレー たっぷり野菜と鶏肉のカレー」の出番です。

 

  1. フリーズドライをお湯で溶く。
  2. ご飯にかける。

ね?カレーは60秒で出来るんです!ちなみに上の2行はコピペしました。
それで出来上がりがコチラ。

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ゴロっとした野菜がそそります。ルーも深い味わいで、フワーっと鼻に抜けるスパイスの香りがたまりません。ほぼ何もしていないのに、ガッツリ“カレー”が楽しめました。

突如現れるゴロっとカツ「チキンカツカレー」(限定品)

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こちらのカレーは限定商品。過去何度か販売される度、話題となっています。お湯を注いだとたん肉厚なカツが現れる様はまさに“摩訶不思議“。ネットでは「脳がバグる」などの声もあり、一度は体験してみてほしい商品です。もちろん味も絶品!

まずは原材料からチキンカツカレーの作り方を想像しましょう。

 

  1. チキンカツを揚げる。(細かい工程を書くと日が暮れるので割愛)
  2. タマネギを切る。
  3. タマネギを炒める。
  4. マッシュポテト(乾燥粉末)、カレールー、水を加える。
  5. 醤油、しいたけのダシ粉、チーズを少々、チャツネを加え味を調える。
  6. 皿にチキンカツとごはんを盛り、カレーをかける。

自宅で作ろうとするなら、1で脱落する方が殆どではないでしょうか。「もうカツとご飯で良くない?」と誰もが思うでしょう。在宅勤務中のランチなら1もこなせないかも。

ではアマノフーズ「チキンカツカレー」の作り方です。

 

  1. フリーズドライをお湯で溶く。
  2. ご飯にかける。

はい!その様子がコチラ。

 
 
 
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まさかチキンカツが秒で出来るなんて。すごい時代になったもんです。

ご飯にかけるとこんな感じ。 

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チキンカツが大きくて食べ応えがあります。かなり満足感高い一品!また再販されたら手に入れて、山で食べたいですね~。 

簡単でおいしいフリーズドライ。

引き続き、こちらのページで実食レポートを上げていきます

果たして「フリーズドライをお湯で溶く。ご飯にかける。」を何度コピペする事になるのか・・・?

ご期待ください♡

 

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