第4回目の「日本百名山おむすび」は北海道・阿寒岳。
雄阿寒岳と雌阿寒岳の2つがあり、日本百名山とされているのは雌阿寒岳です。マリモで知られる阿寒湖の西側に位置し、常に噴煙が上がる活火山。阿寒岳に限らずですが、活火山の登山計画では気象庁発表の火山活動状況をチェックし、安全を心がける必要があります。
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百名山おむすび「阿寒岳」のレシピ
シューーッと勢いよく上がる噴煙は、まさに地球の息吹。命を奪われかねない畏怖と、計り知れないエネルギーを感じるのが“活火山”です。「阿寒岳」のおむすびでは絶えずあがる噴煙を表現。噴火によりできたカルデラ湖・阿寒湖は、わかさぎとマリモが有名なので、その要素も加えました。
量と作り方は、毎度ざっくりです!
<材料>
ごはん 適量
わかさぎ おむすび1個につき1尾
てんぷら粉と水 適量
天つゆ 適量
卵白 1個分
青のり 適量
塩 少々
海苔
パスタ(乾麺) 3~4cm
<作り方>
1. てんぷら粉をやや濃いめに水で溶き、わかさぎを揚げ油をきっておく。
2. ごはんを塩で三角と丸に握る。
3. わかさぎを天つゆにサッと通して、三角形のおむすびに乗せ海苔を巻く。
4. 卵白に塩少々を加えて溶き、レンジで600w2分、軽くまぜる。
5. 卵白を三角形のおむすびの頂上に乗せる。パスタを芯にすると高く積める。
6. 丸いおむすびに青のりをタップリまぶす。
わかさぎは都内のスーパーでも見かけますが、やっぱり“氷上釣り”に憧れますよねぇ!一度やってみたいものです。マリモ風おむすびは、青のりと塩だけですが、意外と「ぽく」なりました。シンプルに美味しいです。
東京で食べられるご当地グルメ
阿寒岳周辺のご当地グルメで、東京に居ながらお店や通販で手に入る物を紹介します。
阿寒湖産わかさぎの佃煮
阿寒湖漁業協同組合のわかさぎ佃煮は、箱入りでお取り寄せできます。継ぎ足しのタレをブレンド、昔ながらの製法で炊き上げた一品で、レトロなパッケージが可愛いです。
まりも茶に、まりも羊羹!?人気のお土産がふるさと納税で
阿寒湖のお土産は、何といっても「まりも」。といっても阿寒湖のまりもは国の天然記念物のため採集が禁じられています。代わりにその姿を模したスイーツやお茶が人気で、ふるさと納税でも入手できます。どれもコロコロ可愛らしく癒されそう…。お湯を注ぐとまりも(らしきもの、実は昆布茶)が現れる「まりも茶ん」が気になります。
北海道のアンテナショップ
都内には北海道のアンテナショップもあります。商品は店舗や時期により異なりますが、店内を見て歩くだけでも楽しいです。
阿寒岳周辺のご当地グルメ
阿寒岳周辺では阿寒湖温泉に飲食店が集まっています。
やっぱり食べたい!わかさぎ天「郷土料理 奈辺久」
わかさぎの天ぷらが食べられるお蕎麦屋さん。遊覧船乗り場が近いので、発着時間にあわせて利用できるのもありがたいです。
アイヌの伝統料理が食べられる「民芸喫茶 ポロンノ」
ポッチェイモ、コンプシト、アマムカレーなど、名前を見ただけでは想像できないアイヌの伝統料理が食べられるお店。メニューに丁寧な説明がついているのが嬉しいです。温かみある内装も素敵!
エゾ鹿や行者にんにくの料理、ラーメンも「北国の味 ばんや」
気軽に、軽く飲むならココかなぁ、と目を付けているお店。鹿肉のルイベやステーキ、行者にんにく餃子なんかが摘まめて、〆のラーメンも食べられます。
阿寒岳周辺の温泉
登山口のある雌阿寒温泉、阿寒湖周辺の阿寒湖温泉があります。
地元密着の温泉銭湯「まりも湯」
創業昭和32年、阿寒湖温泉にある銭湯です。60度超えの源泉かけ流し。こういった銭湯で地元の方のお話に耳を傾けるのはとても楽しい。夏は登山者で混むそうなので、お邪魔にならないよう、サッと利用したいです。
オンネトー湖の近くの極上硫黄泉「野中温泉」
固形石鹸が効かない硫黄分たっぷりの温泉。成分重視の温泉好きとしては、入っておきたい名湯です。雌阿寒岳登山口すぐ。
すべての部屋に温泉露天風呂つき!「あかん鶴雅別荘 鄙の座」
北海道全域に温泉宿を持つ鶴雅グループの宿。阿寒湖周辺にも複数宿がありますが、なかでもこの鄙の座は全25室すべてに露天温泉がついている贅沢仕様です。
エゾ鹿料理と温泉が堪能できる「温泉民宿 両国総本店」
柔らかく、臭みもクセもないエゾ鹿料理が評判の温泉宿。無料の貸切風呂あり。
圧巻!絶景の天空ガーデンスパ「ニュー阿寒ホテル」
湖畔のリゾートホテル。阿寒湖と一体化するような天空スパと、絶景付きセルフロウリュのサウナで“ととのう”。
コスパ抜群、温泉は加温加水一切無し「山水荘」
阿寒湖温泉の源泉に一番近い温泉旅館です。ホッとする家庭料理に落ち着いた和室。登山前後は、こういう宿がしっくりきたりする。ペット同伴可。
奥屈斜路温泉 ランプの宿 森つべつ
阿寒湖から屈斜路湖方面へ移動になりますが、チャンスがあれば泊まりたい!森の奥深くに佇む隠れ家的な宿。夜の露天風呂では満天の星空が楽しめる。
ふるさと納税
道東の拠点都市・釧路市は、酪農、林業、水産すべてが揃う日本の食料基地。返礼品にもイクラ、蟹、ウニなどの海産物をはじめ、豪華なご当地食材が多数用意されています。また足寄町は酪農や畜産が盛んで、チーズやトウモロコシなどを返礼品としています。
北海道の百名山の中では比較的短時間で登れる「阿寒岳(雌阿寒岳)」。周辺には阿寒湖、オンネトーなど見どころも多いので、あわせて楽しみたいですね!
次回は同じく北海道「大雪山」です!
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おうちでも楽しめるご当地グルメは、是非お試しください♪