新平湯温泉「藤屋」100%源泉かけ流しの温冷交互浴でエンドレスに“ととのう”

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2020年10月下旬、今年初の北アルプスを訪れました。密を避けるため平日、日帰り登山できる場所・・・という事で穂高連峰・西穂高岳(雪のため丸山まで)に決定。前泊の宿は「新平湯温泉 奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋」を選びました。

奥飛騨温泉郷には素敵な温泉宿が沢山ありますが「藤屋」は奥飛騨で唯一冷泉(35℃・炭酸泉)があるお宿。源泉かけ流しで、温泉100%の温冷交互浴が楽しめます。

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東京で仕事の後、午後休を使って移動したため、夕食時間には間に合わず・・・素泊まりとなりましたが「藤屋」は食事も美味しいと評判なんですよね。次回はぜひ味わいたいです。 

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▲午後休を取って「あずさ」で松本まで。

素泊まりだし、新平湯温泉には食事処が少ない、途中どこかへ寄る時間もない・・・という事で夕食は松本駅でテイクアウトすることにしました。

ステーションビルMIDORIにある「からあげセンター」では長野名物、山賊焼が購入できます。 

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▲松本駅の上にある「からあげセンター」

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▲衣がサクサク!濃いめの味付けが美味しい山賊焼。

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同じフロアにはピザ専門店「カンポ・ディ・ジラソーレ」もあり、山賊焼を待つ間見ているとなかなか本格的。思わずこちらも買ってしまいました・・・。

か、カーボローディングですよ!登山に備えて。山賊焼だけじゃ炭水化物足りないからね。 

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▲本格的なナポリピッツァ。生地がモチモチで美味しかったです。

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落ち着いた雰囲気の「藤屋」館内とお部屋

松本駅で夕食を買った後、新平湯温泉のある岐阜県へ移動。「藤屋」に到着したのはチェックイン時間ギリギリでしたが、快く迎えて頂きました。

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部屋は和室の二間続き。広いです!荷物が多い登山者には助かります・・。私、登山前は畳一畳くらい使って荷物整理をするんですよね。アイテムを全て出してチェック、使用頻度順にまとめてパキンしなおします。そのため布団と机で床が埋まっていると大変なのですが、今回は余裕でした。

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▲卓上にはお茶セット。お茶請けは「奥飛騨見聞録」。

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▲マスク入れ。

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▲お布団はすでに敷かれていました。

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▲洗面台とトイレが窓側にある、変わった配置。

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▲備え付け冷蔵庫あり。買ってきたお酒が冷やせます。

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▲お部屋前の廊下。よく手入れされていて雰囲気が明るい。

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▲ロビーには民芸風の応接セット。自販機もあります。

源泉100%かけ流し「あつ湯」「ぬる湯」でエンドレスに交互浴

藤屋には奥飛騨で唯一冷泉(35度・炭酸泉)があり、高温(70度)低温(35度)を混合した温泉と交互に入れます。普段から温冷交互浴を嗜む私にとって、源泉100%の温泉で交互浴できるのはこの上ない幸せ。谷川岳近くの「湯テルメ谷川」もそうですが冷泉がある温泉は最高の癒しスポットだと思います。

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▲まずは大浴場へ。

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▲脱衣所。鍵付きロッカーはありません。
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▲温泉分析書は3枚。

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▲奥飛騨の天然水「山椒水」のウォーターサーバー。多量のカルシウム成分がふくまれているとの事。

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▲カランにはボディーソープ他、アメニティがひと通りそろっています。

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▲大浴場の湯舟は内湯2、露天1。手前の小さい浴槽が冷泉です。

この大浴場の冷泉が、それはもう~気持ちよくて!冷泉といっても“ぬる湯”なので入るのに躊躇する冷たさではありません。熱い湯舟から移動すると初めだけ僅かにひんやり、後は真夏のプールのような抵抗感ゼロの浸かり心地です。20度以下の水風呂ではガツンと“ととのう”事が多いですが、この冷泉は穏やかにととのいます。これはこれで良くて、疲れにくいのでエンドレスに入ってしまう・・・!

冷泉は飲泉可なので試してみましたが癖がなく飲みやすいです。炭酸はほぼ感じませんでした。飲泉可の炭酸泉といえば八ヶ岳の「稲子湯」がウィルキンソンばりの強烈な味で、人によっては飲みにくいようですが「藤屋」の炭酸泉はだいぶ穏やかですね。

運よく独泉だったので、少しだけ動画も撮ってみました。

温泉気分を味わって頂けたら幸いです♡

 

 
 
 
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大浴場には内湯の他、露天が1つあります。湯舟入口がスロープになっていて驚きましたが、段差が無くて良いかもしれませんね。

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▲朝の露天。露天と内湯の大きな湯舟は程よく熱めで、交互浴が捗ります。

離れの貸切露天風呂は2つ。夜には満点の星空が楽しめる!

大浴場の交互浴が良すぎて全く出られなかったのですが「藤屋」には貸切風呂もあるので意を決して移動しました。貸切風呂は追加料金なし、予約不要でフロントに鍵があればいつでも入れます。

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▲貸切風呂は母屋から外に出た離れにあります。

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▲ちなみに朝はこんな感じ。

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▲二つ並ぶ貸切風呂の左側です。脱衣所広い!

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▲鍵はカラビナ。こんな感じで引っ掛けて止める。

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▲大人二人が足を伸ばして入れる位の湯舟。見上げれば満点の星空☆

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▲翌朝、もう一つの貸切風呂にも入ってみました。

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▲こんな時間から温泉三昧。(時計があるのありがたいですね)

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▲こちらも同じくらいの広さ。手すりの片側はスロープになっています。

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▲色づく山を見ながら至福のひと時。

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▲夜中は消灯するので、自分で貸切風呂の電気をつけて入ります。

今回は夜に到着、翌朝は新穂高ロープウェイの始発に乗る為、滞在時間は12時間程度でした。それでも貸切風呂含め存分に温泉を堪能できて、すっかりリラックス!次回は評判の食事も堪能すべく、下山後にゆっくり泊まりに来たいと思います。

 

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 ※浴室は一人入浴時撮影、許可をいただいて掲載しています。